~2023年3・4月の旅するお菓子~

~2023年3・4月の旅するお菓子~
ケーク オ サクラ エ フレーズ
Cake aux Sakura et Fraises

春をお届けする旅するお菓子!
桜風味のケーク生地に、ドライイチゴとレモンのコンフィを混ぜ込んで焼き上げました。
桜の香りとさわやかな風味、早春を感じていただける贈り物にもぴったりです。

¥2,916(本体価格 ¥2,700)

◆吉野の桜◆

 吉野の桜を愛し、六十首以上もの歌を詠んだ西行法師。藤原家の縁戚に生まれ18歳で左兵衛尉として北面の武士として仕えながら、23歳で官職も妻子も捨てて出家、吉野に庵を編みました。これを皮切りに隠遁暮らしをしながら諸国を巡る旅を続けます。「花を見し 昔の心 あらためて 吉野の里に 住まんとぞ思ふ」。さまざまな桜の名所を見てなお、西行法師の心をとらえ続けたのは吉野の桜でした。
 吉野桜の起源は約1300年前に遡り、山々には神が宿るとされる山岳信仰と結びついた「信仰の桜」として保護されてきました。これは花見のための桜を保護することとは一線を画します。飛鳥時代の役行者・役小角は、吉野の金峯山で金剛蔵王権現を感得し、桜の木に刻んで祀りました。この桜こそ「御神木」とされ、金剛蔵王権現を本尊とする金峯山寺への参詣も盛んになり、吉野の桜が全国に知られることとなりました。
 「願わくは 花の下にて春死なん そのきさらぎの 望月のころ」。吉野の桜の花の下で死にたい、二月の満月の頃に、と願った西行法師。2月15日はお釈迦さまの入滅の日です。西行は1190年の2月16日に亡くなりました。
 

季節、お店によって、お取扱いの無いものもございます。あらかじめご了承下さいませ。

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