~2024年 夏の旅するお菓子(7月・8月)~

~2024年 夏の旅するお菓子(7月・8月)~
バスク ア ラ トロピック
basque a la tropique

フランスのバスク地方の伝統菓子ガトー・バスクを夏仕様にアレンジしました。
少し酸味のあるパイナップルのコンフィチュールには、ライムを加えて清涼感をプラス。
ココナッツを加えた生地の食感もお楽しみください。

¥3,240(本体価格¥3,000)

『旅するお菓子』はオンラインショップからもご購入いただけます。(8月25日までの販売)
gateau des bois オンラインショップ


◆七夕◆

 先日の七夕の夜はよく晴れて、彦星と織姫は会えているかな?と、たくさんの人々が笹飾り越しに夜空を見上げたことでしょう。牽牛星はわし座のアルタイル、織女星はこと座のベガ、二つの星の間をへだてる天の川。国立天文台には毎年のように「何時頃に二つの星は近付きますか?」と問い合わせがあるそうですが、なんと15万光年も離れているそうです!
 中国の神話伝説「牛郎織女」によると、1世紀頃、降雨に頼るのではなく人工的な水路やため池を利用する灌漑農業が始まり、男性は牛を引いての農作業を、女性は養蚕を行い機を織って裁縫を担うようになりました。6世紀に入ると、織女にあやかって機織や裁縫の上達を願う「乞巧奠」(きこうでん)という祭事が行われるようになります。これが7世紀に日本に伝わり、平安中期になると宮中行事に取り込まれていきます。
 『枕草子』、節会について書かれた七段には「七月七日は、くもり暮らして、夕がたは晴れたる空に月いとあかく、星の数もみえたる。」とあります。平安の世も、令和の今も、彦星織姫の幸せを、そして大切に想う人たちの幸せを願い、同じように私たちは夜空を見上げます。

季節、お店によって、お取扱いの無いものもございます。あらかじめご了承下さいませ。

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