ラムレーズンのアイスクリームをイメージして生まれたお菓子です。
ラム酒漬けのレーズンを刻んで加えたバニラ風味のバヴァロワの中には、柔らかいバニラのキャラメルとラムレーズが丸ごと!アーモンドのジェノワーズ生地を合わせて、ふわっとしたイタリアンメレンゲで仕上げました。ラム酒の風味と香り、キャラメルの食感がマッチした大人のケーキです。
- ◆「ラム酒」◆
- サトウキビにふくまれる糖蜜を発酵、蒸留して作られるラム酒は、お菓子にもっともよく使われる洋酒のひとつ。甘い香りと深い味わいは、お菓子を引き立て、より華やかで豊かなおいしさを醸し出してくれます。私たちは、なにより、ラムレーズンのアイスクリームでそのおいしさを知ったのではないでしょうか?大人の入り口で知った魅惑の味わいでした。そして、ババ・オ・ラム、クリスマスプディングでは、半ば酔っぱらいながら、そのおいしさに感激したものです。
- カリブ海沿岸諸国で広く作られているラム酒は、色により、ホワイト(透明)・ゴールド(中間色)・ダーク(濃褐色)、風味により、ライトラム(軽い芳香)・ミディアムラム(中間的な香)・ヘビーラム(強い芳香)と分類されます。17~19世紀にこの地を植民地支配していたヨーロッパ各国の文化を反映していて、旧イギリス領のギアナやジャマイカのラムはウィスキーのようなえぐみのある重い味わい、旧スペイン領のキューバやプエルトリコ産はシェリーのような軽い感じ、フランス領マルティニーク島産は気品あるブランデーのような味わいだとか。
- 現在なおフランス領であるマルティニーク島のラムは特別で、ワインと同じように原産地統制呼称法「AOC」が適用され、製法に厳しい制限があります。マルティニーク・ラムのうち、サトウキビの搾り汁をそのまま発酵させて作る「農業(アグリコール)ラム」と呼ばれるものは、複雑で深い味わいを持った名酒として知られ、ソムリエ試験にも出題されるそうです。



