2009-1
林雅彦シェフ 季節のごあいさつ

◆◇◆ガレット・デ・ロワで今年も明けました!◆◇◆ 

あけましておめでとうございます。

本年が皆様にとりまして素晴らしき年となりますよう
心よりお祈り申しあげております。

新たな年を迎えてスタッフ一同、
あらためて、心を引き締め、前進してまいります。
変わらぬご愛顧のほどをどうぞよろしくお願い申しあげます。

さて、今年のお正月も「ガレット・デ・ロワ」で明けました~!
1日にお手元にお届けするお客様にも無事お渡しできたかと思います。
これからお届けする予定のお客様、お楽しみに!
ぜひ、皆様でお楽しみください!

今年のボワのフェーヴをご紹介しますね。
今年もフランス・DeLuxeParis (ドゥリュクス・パリ)で取り寄せた、
フランス・Prime社製のものです。


「天使のファランドール」楽器を持った愛らしい天使たち


「クレーシュ」クリスマスの12日間教会や家庭に飾るキリスト降誕の場面


「ウェスタンとカウボーイ」アメリカの西部劇映画のシーンさながら


「サハラの太陽」世界最大の砂漠、アフリカのサハラに生きる人々


「ジャックと豆の木」イギリスの有名な童話をモチーフにしたシリーズ


「山の民」山で暮らす人々の夏の風景を描いたシリーズ。ハイジみたい?!

フェーヴ(feve)とは、フランス語で「そら豆」のことで、
昔は実際にそら豆や金貨を入れて焼いていました。
現在では陶製のカラフルなものに変わって、キリスト教にまつわるものから、
人形、お菓子、パン、雑貨、動物などを象ったものなど、
いろいろなデザインのものが作られるようになりました。
日本でもフィーヴコレクターが増えていて、私のまわりにも!
ガレットのクラブの理事たちも1月にガレット交換会をするそうです。

私は、フェーヴのもともとの由来を大事にしたいと思いますので、
フェーヴは人の形をしたもの、と決めています。
女性に好まれるような可愛らしいものや、
雑貨としては素敵だなと思うものもありますが、
ガレットの中に入れるのであれば、こういった人の形のものがいい。
これも、私のガレットに対する大切なこだわりなのです。
皆様にもきっと気に入っていただけることと思います。。

さて、何が当たるかな? 誰が当たるかな?
ボワのガレット・デ・ロワ、ぜひお楽しみください!
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*フェーヴ日本輸入販売元:
有)レザベイユ・ジャポン tel:03-6809-1833
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ガトー・ド・ボワ オーナーシェフ 林 雅彦

2009-1
林雅彦シェフ 季節のごあいさつ

◆◇◆2009エピファニー大作戦!◆◇◆
ガレット・デ・ロワコンクールの優勝者が、
フランス大使館で行なわれる1月6日のエピファニー(公現節の祝日)に
大きなガレットを献上するのがならわしなのですが、
東京圏以外での優勝者はうちの中野心悟が初めてで、
優勝した時から、これはえらいことになるなあと思っていました。

クラブの会長の島田シェフや事務局の田尻さんが心配してくださり
「東京のメンバーで焼こうか」とか、
「永井さん、藤森さんの厨房を借りて焼いたらどうか」とか、
いろいろお心遣いくださいました。
(心から感謝申し上げます。ありがとうございました!)

でも、せっかくの優勝!、せっかくのチャンス!
心悟もやりたがっていましたし、奈良で焼いて運ぼう!ということになり、
レンタカーを借りて、西大寺から朝5時に出発。
東京・港区のフランス大使館まで8時間の道程!無事、届けることができました。

「2009エピファニー大作戦!」のレポートです!

<1月3日>

うちのオーブンの奥行きは90cmなので、ギリギリめいっぱいの直径85cmのガレットを作ることにしました。
まずはホームセンターで厚い木の板を90cm角に切ってもらい、その上にラミノワで伸した生地をのせて心悟と二人で3ミリ厚くらいに伸ばしています。

<1月4日>

一晩寝かせた生地に約5キロのクレーム・ダマンドを絞ったところ。おおよその予測はつくとはいえ、職人の腕が試される本番一発勝負!すべてを丁寧に慎重に仕込んでいきます。


このきれいな円を見てください!中央にたこ焼きの串を立てて、それを軸にして紐を貼った自作のコンパスを使ってカットしました。


塗り卵を塗ってから、チャンバー(冷蔵室)に移動させてその中でクープを入れました。室温で大きなガレットにクープを入れていると生地がダレてきてしまうのです。
寒くて、寒くて、私は厚手のジャケットを着込んでいます。

<1月5日>

いよいよオーブンに入れます。これが載るテン板などありませんから、敷いている紙ごとオーブンに入れます。焼きムラのないように15分置きに回転させて焼いていきます。


「ここからが勝負!」焼成前に心悟とポーズ!
大きいサイズを焼いたことのあるシェフたちから3時間くらいかかると聞いていましたが、大体それくらいかかりました。焼き色が入り過ぎないように途中から紙を被せて、2時間ぐらい経ったところで下火を切り、中までしっかり焼いていきます。


表面に粉糖をふってキャラメリゼしていきます。


焼き上がりました!どうですか?きれいに焼けたでしょう?模様も焼き色もなかなかの出来です。通常サイズのガレットを見比べると、その大きさがわかっていただけると思います。


心悟とガレットを囲んで記念写真!みんないい顔しています。
さて、これからの難題は無事、東京まで運ぶことです。大きな金台紙にピンを打ち込んでしっかりと固定させ、それを四隅にピンを打ち込んだ木の板に載せて動かないように固定させました。金台紙で作ったふたをして、クッションシートを敷き詰めた車に詰み込み、ちょっとやそっとの振動ではビクとも動かないように周囲には段ボール箱を置きました。


<1月6日>

いよいよ当日!朝5時に出発です。雪対策のためチェーンも積み込んでいましたが、大きなトラブルもなく順調でした。お天気もよく、富士山がきれいだったこと!
島田会長、田尻さんをはじめ、皆さんが心配して連絡をくださって、今どこにいるのか、事故に合ってはいないか、ちゃんと間に合うのか、途中経過を2時間ごと連絡することになりました。車の中から実況中継しているみたいで楽しかったです。


無事、フランス大使館に着きました!!
写真は大森由紀子さんと事務局の田尻さん。会場の様子は私は撮影できなかったので、また事務局から写真をいただいたらご紹介しますね。
300人近いお客様に切り分けて、「おいしいよ!」と、とても喜んでいただけました。
「2009エピファニー大作戦!」大成功です!!
皆様に感謝、感謝の一日となりました。ありがとうございました。

お客様にお届けするガレットもたくさんの注文をいただき、800台近く作りました。
本当にありがとうございました!
まさに「チャンピオンのガレット」心悟効果です。
スタッフたちにも、年の初めから弾みがついたように思います。

心悟が優勝してくれたからこそ、こんな貴重な経験もできました。
2009年のシーズンは、忘れられない、いい思い出となりました。
心悟、お疲れさま!

ガトー・ド・ボワ オーナーシェフ 林 雅彦

オーナーシェフ林雅彦  オーナーシェフ林雅彦

 

 

 

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